2018.02.28(Wed)

認知症看護認定看護師と山梨県看護協会職能委員会のご紹介!!

看護師の坂本です。

私は職場のご協力をいただき、平成27年に認知症看護認定看護師の資格を取得し現在活動をしています。認定看護師という言葉を聞いたことが無い方も多いかと思いますので、少しご説明させていただきます。「看護師として5年以上の実践経験を持ち、日本看護協会が定める615時間以上の認定看護師教育を修め、認定看護師認定審査に合格することで取得できる資格です。審査合格後は認定看護師としての活動と自己研鑽の実績を積み、 5年ごとに資格の更新をします。認定看護分野は21分野あります」病院の他、訪問看護ステーションやクリニック・診療所、介護保険施設等で活動しています。専門的な治療や看護が必要な患者様・ご利用者様・御家族に対して最適な看護は何か、認定看護分野の専門知識に基づき判断し、実践します。また他の看護師に対し、自らが手本となり専門知識や看護技術などを指導し水準の高い看護を行えるように働きかけたり、看護の現場で直面する問題や疑問の相談に乗り、改善策を導き出せるよう認定看護分野の専門知識に基づき支援します。認定看護分野ごとの専門性を発揮しながら看護の質の向上に努めています。

また、山梨県看護協会職能委員会の委員としての活動もさせていただいており、月に一度開催される委員会では、看護職の職場改善や看護実践能力の質向上に関する諸課題を解決するために、「地道にコツコツと」を合言葉に、山梨県立大学の渡邊裕子先生や特別養護老人ホーム、訪問看護ステーション、老人保健施設の看護管理者の皆様と共に、看護師の質の向上に必要な支援はどの様なことがあるのかを具体的に検討し、研修会などの企画をしています。また研修会で得られた成果を、日本看護学会で発表させていただきました。

このような活動を、相川ケアセンターでの業務に反映していけるようにご利用者様やご家族様にとって看護師としてどうあるべきかを問い続けながら、努力していきたいと思っております。いつでもお気楽にお声をお掛けください!

IMG_20180201_171021職能委員会の様子です