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2010.11.26 Fridayメンタルヘルス
平成22年11月19日(金) 当施設にて「出張メンタルヘルス講座」を北病院 精神科医師 長谷部真歩先生による うつ病・ストレス講座が開催されました。 最近は、働く人のメンタルヘルスが色々と取り沙汰されていますが、今回の先生の講義を聞いて仕事や生活のストレスをうまく解消していくことで病気を予防する必要性を感じました。
それでは、簡単に"うつ病"と"ストレス"について簡単に紹介させていただきます。 <うつ病> うつ病の主症状・・・1)気分障害(感情障害) 2)思考障害 3)意欲・行為障害 4)身体症状 上記の4つに分けられる。 1)気分障害の基本は、抑うつ気分であり、程度が強くなると無感動になる。また、離人感(離人症)を伴うこともある。不安感や焦燥感が強いと不穏・焦燥・興奮状態を示すこともある。 2)思考障害の特徴は、思考形式の面では思考制止(思考抑制)であり内容の面では、罪業・貧困・ 心気妄想に代表される微小妄想である。 3)うつ病の意欲・行為障害は精神運動制止と呼ばれる。 しばしば患者はやらなければという気持ちは強いが億劫でやれないと表現する。 4)身体症状としては、睡眠障害、食欲低下、体重減少、性欲減退、自立神経機能の障害、頭痛、頭重、易疲労、倦怠感などの頻度が高い。
<ストレス> ストレスとは、生体内のひずみの状態をいう。 すなわち、体外から加えられた有害因子とそれによって生じた防御反応の両方を指している。 ストレス作因としては、物理的(寒冷・放射線・騒音) 化学的(薬物・ビタミン不足・酸素欠乏) 生物的(細菌感染) 上記以外に、精神的(受験・手術・試合)なもの いわゆる情動ストレス作因が加わると下垂体から副腎皮質刺激ホルモンが分泌され、これが全身に働いて一連の反応(全身適応症候群)が起こる。 第1期=警告反応期 第2期=抵抗期
皆さんも、自分に合ったリフレッシュ方法で、ストレスを溜め込まない生活を送ってくださいね!!
看護課より |
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