2020.04.17(Fri)

「ありがとう」の想いが一杯の手作りマスク 

 

4月17日

「あったかーい!」「超うれしい!」「わー、ありがとうございます」こんな声が特養のCユニットに広がっています。

ゆめみどりに入居している湯本良子さんは、未だに出口の見えてこない新型コロナウイルスの感染拡大に心を痛めているお一人です。

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元々、手仕事が大好きで得意の湯本さんは、コロナ対策として「マスク作り」を思い立ちユニットの職員と相談、その結果、ミシンはないので手縫いでやりましょうということになり、4月早々からご自分の部屋で1枚1枚の手縫い作業がスタートしました。

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「マスク作り」に使う、いわゆる七つ道具です。電気鏝(こて)も使いこなします。
一番大変なのは針に糸を通すときとのことですが、やはり昔取った杵柄、心眼でもあるかのように
見事に通し、ひと目ひと目丁寧に針を運んでゆきます。
材料の布とゴムは、職員が持ち寄りサポートしています。

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出来上がりました!        ゴムの具合をチェックします

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出来上がったマスクを職員に手渡します。実はこのマスク、湯本さんが「お世話になっている
職員さんにぜひ使ってもらいたくてね(^^)/」との気持ちから作り始めたそうです。
湯本さんの悩みは、職員との約束で一日に1枚しか作れないこと。「でも、そうしないと
私は夜通し根を詰めてやっちゃうタイプだから・・・」と笑顔で話してくださいました。

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「こんな感じで―――す」

(職員さんとのショット)

PS.先ほどの一日1枚の件ですが、時々追加の布が
手に入っているようです。(内緒の話しです)

湯本さん、本当にありがとうございます。
でも、無理はしないでください。

そして、一日でも早くコロナ感染の終息の目途が立ちますように!