2020.09.20(Sun)

来年のマルシェでお会いしましょう

みなさんこんにちは。

シルバーウィーク、本来であれば恒例の「池田ふれあいマルシェinあいむ」開催にて

多くの皆様と笑顔溢れる時間を過ごしている頃だったのですが…

既報のとおり本年は各種イベントを自粛しております。

来年のマルシェでお会いしましょう!

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イベント自粛の影響で来春あいむを巣立つ最上級生の子たちには

楽しい思い出を殆んど作ってあげることすら出来ず、本当に心苦しいばかりです。

 

そんな中でも子どもたちは目標を見失うことなく、

将来の自分をイメージしながら着々と進路を明確にしており、朗報も届いています。

 

彼、彼女たちにこんな言葉を送ろうかと思っていました。

当時その意味もよく理解せずにビートに乗せ拳を振り上げていたあの頃

今なら自分なりに噛み砕いて、自分なりに解釈することが出来ます。

 

「大人になる前に 知るべきことがある 自分のやり方と 我がままの違いを」

 

君たちの人生はこれからです

たくさん傷ついたんだから、たくさん笑おう!

 

2020.09.02(Wed)

「若者自立サポートセンターいっぽ」です。

8月に山梨県の委託を受けて開設しました

あいむに併設する「若者自立サポートセンターいっぽ」です。

 

私たちいっぽは、施設等を退所(または退所予定)し

懸命に前を向き努力しようとしながらも、

生きづらさを抱えている若者の社会的自立を促進する

ために、必要な相談を行い関係機関と連携して

課題解決に向けた「つながりと寄り添い」による

援助を行うよう心掛けています。

 

開設から1か月経ちましたが、支援依頼や

相談対応も徐々に増えており、私たちの持つ役割を

果たさねばと気持ちも新たです。

 

さて、いっぽでは若者の多数が使用している

LINEを用いた相談対応をこの度準備しました。

QRコードは以下のとおりです。

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LINE ID検索は「@724zktfy」となります。

 

相談対象者は、

児童養護施設・自立援助ホーム

ファミリーホーム・里親などから

自立した方、または自立する予定の

22歳までの方となります。

 

お金のこと、生活のこと、仕事のこと、学校のこと…

様々な相談に応じます。

対象となる皆さんはお気軽にご相談ください。

可能な限り迅速な返信に努めさせていただきます。

 

若者自立サポートセンターいっぽ

 

 

2020.08.05(Wed)

追憶 ~「いっぽ」のその先

8月1日の「若者自立サポートセンターいっぽ」の開設に伴い

スタッフと共に関係各所に挨拶回りを行っています

 

本日は合間を縫って調整し、待ち遠しかった再会の日

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諸事情で中2からあいむで生活を始めた彼

思春期…

思うようにならない苛立ち

受験勉強のストレス

人間関係…

 

「何をしなきゃいけないのかは自分でも分かっている。でも…」

と夜の河川敷で吐露した彼の言葉を忘れることが出来ません

 

あいむから飛び出そうと猛進する彼を制止しようとするのですが

振り払われ引きちぎれた私のYシャツ数知れず…

 

様々な力不足を痛感し、どうしたものかと自問自答したものです

あの夏からもう2年も経っているなんて

 

 

一緒に泣いた合格発表を経て、仲間に声を掛けることもなく

高校入学と同時に慌ただしく家庭復帰した彼…

 

開口一番、「みんなは元気にしてますか?」

と気に掛けてくれたのが一番嬉しく

 

好きなことを見つけ将来を見据えている姿に頼もしさを感じ

私たちあいむが伝えてきたことも無駄ではなかったと思えた瞬間でした

 

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今の自分があるのはあいむのおかげだなんて

泣けることを言ってくれるじゃないか苦笑

 

ここ数年で一番嬉しそうな顔をしているとスタッフより

そうですかね?笑

 

おっとまた懐かしい歌が頭の中に

 

僕達は顔を見合わせて笑う

待ってみるさ十字路で 風に吹かれながらじっと

一人取り残されても 君は自由はRolling Stone

 

 

2020.07.31(Fri)

8月1日より「若者自立サポートセンターいっぽ」を開設いたします。

私共社会福祉法人山梨樫の会では

児童養護施設あいむ・自立援助ホームMIRAIを運営し

何らかの事情で保護者と暮らせない事情を持つ児童一人ひとりが

困難にめげず前を向いて自身の思い描く将来の夢に向かい努力出来るよう、

日々の生活支援から学習支援、就労支援、自立支援等を展開してまいりました。

 

このような地道な事業活動も山梨県から評価いただき、

先日公募された「児童養護施設等退所者自立サポート事業」の業務委託を受け、

「若者自立サポートセンターいっぽ」を8月1日より開設することとなりました。

 

この事業は、児童養護施設や自立援助ホーム、ファミリーホームや里親などから

巣立った22歳までの青少年や、上記施設から退所する予定の児童の社会的自立を

サポートするものです。

 

山梨県内の児童養護施設が山梨学院短期大学と連携し2018年に

取りまとめた山梨県児童養護施設退所者調査報告書にもあるように

保護者の援助をスムーズに受けることができないことが多い施設等の退所児童は、

施設等を退所後の1年間のあいだに進路に大きな変化を生ずることが多く、

出身施設は培った信頼関係のもと手厚く支援するのですが

施設職員は多忙を極めるなか自身の業務時間外に支えている現状も明らかになっていました。

 

信頼してきたからこそ、甘えてきたからこそ出身施設には心配を掛けられない…

と苦悩している退所児も多いと思うのです。

ここをコーディネートし、自立に向けたサポートを展開させていただくことになります。

また、混沌とした社会のなかで生き抜く力を付けるための講習会や交流会の実施も行います。

 

「継続」という名の一歩手前の駅で途中下車したとしても

人生という長距離レースはリタイアしてもそこからまた走り出せばいい。

まだまだこれからです。

 

あいむで多くの児童を自立生活へと送り出した経験豊富なスタッフが

専属の自立支援コーディネーターとして従事します。

 

どうぞご期待ください。

「若者自立サポートセンターいっぽ」は児童養護施設あいむ内に併設されます。

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2020.07.01(Wed)

おかえり。待っていたよ。

県境をまたぐ移動が許可となった6月19日

「ただいま帰りました!!」と聞き覚えのある声が

 

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3月に高校卒業と同時に門出を迎えた彼は、

海上自衛隊横須賀教育隊に入隊し、夢を追いかけています。

 

帰省の許可が出たと同時にあいむに帰ってきてくれました。

(毎日の検温は確実に行い教育隊周囲での体調不良は一切なかったことを確認しました)

 

たった数ヶ月なのに凛々しくなって…

教育隊の訓練も仲間と励まし合いながら取り組んでいるとのこと。

今の僕があるのはあいむとあいむの仲間のおかげ!と言ってはばからない彼

これからの更なる飛躍をあいむは見守っていきます!

 

その一週間後…

今度は「近くに来たから今から行くね~♡」との電話

「いや、コロ…(ガチャ)ツーツー…」というやり取りから僅か数分後

 

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ここ1~2週間自身と自身の周囲に体調不良者はないとのこと確認し

慌てて検温と手指消毒後、玄関内へ

 

大きくなったねえ~♡

 

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彼女はあいむの長女とも言うべき存在

子育ても順調のようです

元気な姿が確認出来て良かった良かった♡

 

時節柄短時間ではありましたが、

巣立った子たちから逆にパワーをいただきました

 

これからもあいむは自立して社会に巣立った

子どもたちの力になれるよう支援していきます

 

またいつでも帰っておいでね!

お互いコロナに負けずにそれぞれの日常を積み重ねていきましょう!

2020.06.03(Wed)

自立援助ホームをもっと知ってください。

昨日今日と夏の到来間近かと思わせる暖かさ、いや暑さですね。

寒暖の差でお腹を冷やさないよう、就寝時は腹巻きが必須ではないでしょうか。

 

お時間ができましたら下記のリンクから是非ともご一読いただきたいです。

虐待で家離れ知った「家族」

 

全国の自立援助ホームと自立援助ホームMIRAIをよろしくお願い致します。

 

MIRAIでは食材の提供をいつでもお待ちしております。

コロナ禍のなかでも前を向き自立を目指す入居する青少年にエールをお願いします。

 

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2020.06.01(Mon)

あいむが7歳になりました。(皆さまに大切なお知らせ)

6月1日は我々スタッフが初心に戻る日、

あいむの開設記念日になります。

 

全てが手探りだったあの時から7年経ちました…

抱っこを求めたり手を繋いで通園した園児が

中学生になり部活をどうしようかと悩んでいます。

我々スタッフも徐々に歳を取るわけですよね。。。。

 

思いもよらない新型コロナウィルスの流行、

あいむの児童職員も外出を控え「もう少しの辛抱」を積み重ねています。

 

「いつかこの日さえも楽しく思い出すことがあるだろう」

というどこかの偉人の言葉を今朝頭の中から無理やり引っ張り出しました。

 

私共あいむは昨今の状況を踏まえ、

9月末までの上半期の各種イベントを自粛することと致しました。

毎年天気予報に一喜一憂しながら何か月も掛けて準備を行い

地域の皆様とふれあう機会であった「池田ふれあいマルシェinあいむ」

も本年は感染予防の観点から中止とさせていただきます。

来訪を楽しみにしてくださっている地域の皆様、

毎年スケジュールを空け快諾してくださる出店者の皆様、

たいへん申し訳ございませんが、ご理解いただければと思います。

 

これからも油断せず感染予防に力を入れながら、

日々の小さな出来事を大切に、

子どもたちのために過ごしていきたいと思います。

 

毎日のご褒美か、美味しそうな豚肉が届きました。

とんかつにして揚げたてを提供することにします!

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2020.05.25(Mon)

学校再開 ~マスクのご寄付を頂きました~

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本日、毎年クリスマスを中心にお世話になっている

TOYRUNYAMANASHIを主催しておられる

スマイリーサイクルズの今井さまより、

有志から預かったとのことで大量のマスクをご寄付いただきました。

マスク不足を危惧していましたので、たいへんありがたいです。

 

コロナ禍のなか、今井さま以外にも多くの個人・団体様より

ご厚意で手作りマスクや不織布マスクを頂戴しております。

この場を借りて御礼申し上げます。

 

 

さて、本日から全児童が登校を再開しております。

元気に登校し、笑顔でただいま!と皆が伝えてくれました。

しかし成長期の児童たち、

4月にチェックしたのにズボンの丈が短くなり

くるぶしの上にある児童も…(ごめんなさい、すぐ直しました)

 

学校の様子を児童に確認しましたが、

9割以上の生徒が不織布マスクを着用していたそうです。

今まで頂戴した手作りマスクはあいむ内での公文学習時や

外出機会を中心に活用させていただくこととして

ご厚意を無駄にしないように感染予防に努めます。

 

あいむ内では継続して不要不急の外出自粛を継続するとともに

法人本部を中心とした感染予防対策を実行し、

朝晩の体調確認と手洗い・共用部の消毒の徹底や

こまめな換気、児童職員の健康チェック等を継続してまいります。

なお、公共交通機関を用いた通学を行う児童は

職員が手分けしてしばらくの間送迎対応をすることとしました。

 

見えないウィルスとの闘いはまだまだこれからです。

皆さん気を緩ますことなく生活していきましょう!

 

高校生のお弁当の再開はいつからかな~♡

心を込めて作りますよ~!!

2020.05.08(Fri)

自立援助ホームMIRAIもよろしくお願いします

皆さまこんばんは。

多方から心のこもった手作り布マスクを、

子どもの日にはたくさんのお菓子などをご寄付頂いております。

 

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この場をお借りして心より御礼申し上げます。

おかげさまで児童職員共に心身健康に過ごしております。

 

自立援助ホームMIRAIブログ スタッフのみらい日記

↑こちらも是非ご覧ください。応援よろしくお願いします。

2020.04.07(Tue)

新人職員が入職しました!

4月1日

2020年度の新体制がスタートしました。

昨今の現状を踏まえ、法人全体での入職式は取りやめ各施設での入職式となりました。

小雨が降る中でしたが、管理棟玄関前にて辞令交付です。

 

あいむでは、人員体制を手厚くして子どもたち一人ひとりに

今まで以上に向き合えるよう、3名の職員を採用しました。

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緊張した面持ちで臼井理事長から辞令を受け取ります。

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期待の新人3名の横顔です(左より)

渡邊職員:大学を首席で卒業。学習支援に精通し、にこやかな中にも一本芯があります。

深澤職員:にじみ出る柔和な空気感が子どもたちを包み込みます。バドミントンはプロ並?

金丸職員:長い実習の中で児童と職員から太鼓判。卒業と同時に社会福祉士を取得しました。

 

力を合わせて頑張りましょう!

「全ては子どもたちのために」